解剖速度

僕の中の君は奥行きがなくてぬるぬると動く時だって側面は見えず時にキュビズム。ピントの合わない目は皮膚に縫い付けられ幾分か溶け込み真ん中にアラザンがひかるとき生きているかもしれないとようやく希望的観測がゆるされる。君の手は見たことがないからかわりに僕の手がつけられている。足の甲のあおい血管が足首から太ももへと伸びて2匹のからみつく蛇のよう。罪の意識は何よりも気持ちよくてそのためだけに君はこの世界にうまれおちたのだ。

君に届くな

予備校の居心地が悪くて、空きコマで公園に逃げてきた。

授業も勉強もすごく面白くて、（結果に繋げなければいけないということを忘れている限り）きらきらした気持ちだったのに！

結局、集団に馴染まなきゃいけないのか。絶望。。

予備校に友達いらないからなと思って、そういうつもりで過ごして2週間。教室はもうワイワイしている、私は1番前の席で誰の顔も見ないことを徹底している。イヤホンでずっと大森靖子の黒歴史再録を聞いてる。

なんとなく教室内で飛び交う話を聞いていて、なんとなくずっと嫌悪感を感じていて。

さっき気づいたけど、みんなつまんなくて頭の悪いように思えてしまう(>_<)自分の性格

でもどう考えたって彼らの方がずっとお勉強できるだろうし。お勉強が法の場で、私は頭の悪い子だし。。（頑張るしかない。私の方が勉強できるようになったら何の問題もない）

実際お友達がほしいわけじゃない！むしろいらない！みんな、その人といたいからじゃなくて、誰かといたいから一緒にいるんだろうなと思う。まあ今は仕方ないタイミングだけど。でも私はそういうのやりたくないから、みんなすごいなーと思う。できない。

じゃあなんだって感じだけど、ただ集団が苦痛だってだけ？誰も私のこと本当に一切認識しないでほしい。私は勉強だけする透明人間になりたい。けどそれは勝手な話で、こっちが向こうを見てるんだから向こうだってこっちを見る権利がある。

時々話しかけてくれる人がいるけど、前提が違い過ぎて話が通じないし、何言ってるか全然わからないから、自分がいないみたいな気分になる。確認作業のために話さないでほしい。クソ身勝手だな自分！普段生きている環境が良すぎて甘えちゃった

でも本当に、私は会いたい人に会って喋りたい人と喋るので精一杯忙しいから、なんかそういうの難しいなあと思う。

別のクラスに1人お友達ができた。話しかけてくれた。一緒にお昼ご飯を食べたりする。彼女も友達がいないらしく、そういうことで私の友達になった。なんとなく、そういう話に同調した、本当だよね！友達できなくて焦るよね！話しかけてくれて嬉しい！

でも彼女は一緒にいて楽しい、1対1で律儀なコミュニケーションをしてくれる。

だから、私が今馬鹿にしている人たちだって絶対に、面白かったりするんだろうなぁとは思う、がそもそもやっぱり友達は欲しくないから。成り行きに任せるしか無い。。こういうことに関して私は何もできない。

普段私は暖かく生きすぎているから、孤独を守る気持ちを噛み締められるね！全然上手くできないなぁも噛み締められる！今まで理解できなかった感情が理解できたり、今まで共感できなかった芸術に共感できたりするよね！

ごちゃごちゃ心底頭悪そうなことを脳から垂れ流してしまった。実際別にそんなストレスでは無い。と思っていたけれど、さっき予備校の建物を一度出る時にさようならと言われてさようならと言って、本当に気分が良かった。今も本当に気分が良い。そんなに私の心を拘束していたのか？一度距離を置いてしまうと戻りたくなくなるから、断絶を深めることなく自然に存在していなきゃなあ

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物質大好き！消費活動大好き！デパ地下のお惣菜も大好き！コンビニのコーヒーもファミレスのまずいご飯も自販機の砂糖たくさん入ったのみものも大好き！精神をもっと沈ませてほしい！資本主義の生み出した要らないものたちで私の体を覆いたい！意識的ならば過剰に着飾るほどこころはきらきら光る！

不幸自慢は当たり前につまんない（独自性を魅せろ）がだからと言って幸せを延ばして拡散しようとするのだってつまんない（独自性を魅せろ！）。個人の中から湧き出る感情だけを自分で大切にするしかない。もしくは何も無いことに耐えて走り続ける。
一つ一つのコミュニケーションをもっと丁寧にやりたい。

自分の周りへの違和感というか不信感というか、は、ただ単に、絶対正しい だろうことをしているずるさというか、それで自分を肯定して気持ちよくなってるように思ってしまうから。否定されない正しいことをして、否定されないから強い立場に立って、それは脳死じゃん。でも結局、選挙に行かないと政治は変わらないし、募金をしないと外国の子供が死ぬし、エアコンを消しプラスチックゴミを減らさないと人類は滅亡する。情報は誰かがインスタで発信したのを見て知ったりする。だから全部意味あるんだろう。産み落とされた身でしかし、社会に支えられて生きてきたのだから恩返しをしてから死ねという無言の圧力を感じる。それが嫌なんだ...
ばけものれっちゃん  を読んで

永遠を壊したのは、僕 ならば 僕を壊したのは、永遠

私の弱さが。私をどこまで連れていくだろうか？瞳を閉じればあなたがまぶたの裏にいることでどれほど弱くなれたでしょう。あるとき弱さは強烈な力を持ち強烈な美しさとなり強烈な光を放つ（強烈な光となり強烈な美しさを放つ、では無い。それはとても苦しいことだ、インスタ映えしても）。
人間を引っ張りそれは死へと近づくことでもあるのだけど、とにかく引っ張っているのは弱さかもしれない。一方で死から守っているのは強さだ。死はそこかしこにぼとぼと落ちていて、そのスレスレ上を光のように駆け抜けるその時、私の手を握って手を守ってくれるのは、愛ではなく、弱さ。弱さを信じて手を握ってでも、絶対に死んではいけない。

初期衝動

無理やり脳みそを思考させないと立ち止まってしまう。認識しなかった事象は全てでろでろとどこかへ流れて消えていってしまうから、正直なところ何も思っていなくても、全てを認識しなければいけない。だけど何かを創造する時何かは失うから。言葉にしてそれで嬉しくなれば、プリミティブな煌めきはもう2度と見つけられない。とはいえ私は、息をしている間特にたとえば、LOFTを眺めている時など、つらつらと言葉が脳で流れ続けているから、それは文字にしたってしなくたってどちらでもOK。むしろ、まめに文字に起こさないと脳内が大変なことになって、口から勝手に出てきてしまう。
バイト先に来たお客さんのお金を貰わなかった。前は毎日来ていたけれど最近足を悪くしたらしく今日は久しぶりに見かけた。いつもはコーヒーを持って行ったらテーブルの上にお金が用意されていて、そのタイミングでお会計していたけれど、今日は無かったから帰る時に払うのだろうと思った。しかし財布を出すようなそぶりを見せず帰ろうとしていて、私は何も言えなかった。その人が前よりもボケたのかなとか、指摘したら本人が、自分がボケてることに傷つくだろうかとか思った。

ばらばら日記🐟

昨日と今日で、動物の死んでいるのや骨を4匹見た。家の中で、カマキリの赤ちゃんを9匹見つけた。

昨日の夜、体調が悪かった。

母に、大丈夫？寝られそう？と聞かれて、とても眠いと答えたら、とても眠いんだ、パトラッシュ、と言って死んでいったね、と母が言った。

私は、明日の朝自分が目覚めないんじゃないかと考えてしまって、すごく怖くて、泣きながら眠った

0に一番近いのは、1じゃないし、0.1でも0.01でも0.001でもなく、無限だ...

知らない2人が、向かい合って目を見て話している、すごいなと思う。あるのはその瞬間のその場の会話だけではない。お互いの顔の奥に、見えないものが広がっている。会話は、潜っていくような作業だ。しかし、相手の中に潜っているのか？自分の中に潜っているのか？

望んでいた季節をもうたくさん過ぎてしまった、

これからには希望がない、

待っている季節などない、

気づいたら今がどんどんどんどん過ぎていくだけ

季節は通り魔、私の腕から掻っ攫っていく、喜びも悲しみも...

全部私を訪れては去っていく、去っていく

形無いものならば何が残るだろうか？

2023年9月16日の日記

今日朝起きてすっごい嬉しくて、なんでだろう？と思った、今日から旅行だから浮かれてるのかな？とか

なんか過去の、嬉しい温度とかが自分の中に発生していた、もうちょっと忘れちゃったけど...サービスエリアのスタバとか

でも今電車に乗ってて気づいたー、秋だから！新しい季節だ、今日は感じることができる

うれしい！

全部の季節、うれしい、夏はちょっと違うけど、春秋冬は始まりを感じた時、こんな気持ちになる

新しい空気、懐かしい空気

頭で考えてる時より感覚で捉えた時の方がずっと、時間軸と交わって遊べる

大森靖子「あまい」は、弾き語りよりも「絶対少女」版が絶対にいい。

よくわからない、どこにいるのかわからなくなる場所

住宅街とか、ミニストップとか、やってるのかやってないのかわからない店とかあるような

そういうところにちょくちょく行っていたけれど、最近行ってない。

大体友達と何故かそういうところに辿り着いてしまって、楽しいのか楽しくないのかよくわからないし足は疲れるし、でも夜遅くまでいたくなっちゃう

八戸駅から十和田湖へ行くバスに乗っている。

もう40分乗った、あと1時間半で降りなくちゃいけない、

ずっと乗っていたいなあ

高校に行くバスでもそう思っていた

（柔らかいシートに座っているだけでいい、誰に気を使うこともない、誰とも話さなくていい、でも人がいるから寂しくない）