あいちゃんひかりちゃんハッピーちゃん。あなた方がいなければ僕は生きていかれません。僕の世界をやさしくしてくれてありがとう。
精神分裂症的空間を以って肉体からの離脱を成し遂げた2つの魂の実体。そこには会話が無い。
現実が僕の左手を離れてとても軽やかに跳び回る。ちょうど黒鍵のように、ああ2時1分は唯1つではありません。
目の合うだけで平穏には裂け目が生じる。とても鋭利な力技、そのときめきで勘違いを勘違いのままに。視界の端で蠢くものこそ真実だと、涙の出るような夢を見させてほしい。
時間を沢山捨てたのは、触れられないもう1つの世界を産み出すためだったと、解るために触れ合いたい。
21歳になった。